自営で商売をしていると、この2種類からはボディーブローのようにダメージを受ける。
「目に見えない稼働にお金を払わず、依存傾向で情報をクレクレ言ってくるクレクレ星人」は相談業だと出会いやすいが、分かりやすく対応も講じやすい。
嫌われてもバサっと線引きすれば、他にクレる人を勝手に求めていくため。
厄介なのが「聞いてもないのに助言したがるベキベキ星人」の方である。
最初は親切そうに感じるのだが、素直に聞いていると上から目線で命令してきたり、自分の言う通りするよう強制してくる場合も。
面倒になって言うことをきかないと「世話してやったのに」「あなたのためを思っているのに」とか浪花節に突入していく。
非常に迷惑な話である。
日本人は小さい頃から目上の人の話はしっかり聞くように教わっているので、義務教育を真面目にやってきたタイプほどベキベキ星人の影響を受けやすい。
本来は年齢や肩書に関わらず「この人すごい、話を聞きたい」という人からだけ助言を得れば済む話。
たいした結果も出してないのに「目上の人だから話を素直に聞かないといけない」というのはかなり傍若無人である。
大御所のふりして口ばかり出してくるケースも多いので、開業する人は目利きが必要になると思う。
本当の大御所は「口を出す代わりに機会を創ってくれる人」である。
響けば口を出さずに、そっと「ヒト・モノ・カネ」といったリソースを惜しみなく提供してくれる。
そしてしつこく「自分がやってやった」とは言わないもの。
だからこそ人に言いたくなるし、伝説になる。
クレクレ星人とベキベキ星人からは全力で逃げ、時間とエネルギーの浪費を防ぐことが、やりたいことを現実化していく早道である。
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