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執筆者の写真佐野キャリアコンサルティング事務所

キャリアコンサルタント試験合格祈願!

いよいよ明日は、第13回キャリアコンサルタント試験ですね。


直接試験とは関係ありませんが、本日誕生日です(^^)

父も本日初の外泊で実家に帰ってくるのでプチ祝いの予定です。


人生様々なイベントがあるのはもちろんですが、両立支援を肌身で実感。

今回の試験対策は強力な助っ人Eさんにかなりお手伝い頂き、とても助かりました。


往生際が悪いですが、最終確認?!

問題をいくつか載せておきます。



【問い1】プランドハップンスタンスを提唱したクランボルツの理論に関して、最も適切なものはどれ?


①予測システムと価値システムを含む連続的意思決定プロセスを提唱した。

②キャリアには、社会的階層や先天的資質など本人に変えることができない要因が最も影響すると提唱した。

③キャリアをとらえる「外的キャリア」「内的キャリア」という2つの軸を提唱した。

④「末決定」は、新しい学習をもたらすために必要な望ましいものであると提唱した。



正解 ④

このあたりは基本問題です!

①はジェラット

②最も影響→明らかに×

③はシャイン

④正しい(渡辺先生P145)



【問い2】エリクソンの理論に関して、最も適切なものはどれ?

①青年期の発達課題である「同一性」は、自分が何かを失うのではないかという不安を持つことなく、自分の同一性と他者の同一性を融合させる能力のことである。

②青年期において形成されたアイデンティティ(自我同一性)を基盤として、成人期における主たる発達課題を「親密性」、人生の最終的な発達課題を「世代性」としている。

③「世代性」の失敗は絶望を意味し、死への恐怖、時間感覚の狭まり、自己嫌悪などの不快感として現れる。

④アイデンティティ(自我同一性)を中核として人間の生涯全般を捉えるライフサイクル論に基づき、心理社会的発達を個体発達分化の図式に示した。



正解 ④

またエリクソン来るか??

①これは親密性。

②成人期においては「親密性」「世代性」が主たる発達課題、人生の最終的な発達課題を「統合性」。

③「統合性」の失敗は絶望を意味する。「世代性」とは、次の世代の確立と指導に対する興味や関心のこと。

④正しい。(岡田先生P80)



【問い3】構成的グループエンカウンターのリーダーに関して、適切なものはどれ?

①リーダーに最も必要な能力は、参加者に適切な指示を出し、限られた時間の中で一定の結論や決定ができる能力だ。

②エクササイズを用意する際には、参加者の知識やスキルの開発、職業能力のレベル向上を狙う必要がある。

③シェアリングの際、リーダーは解釈、分析や批判は行わず、メンバーの中に生じた体験を共有させる。

④リーダーは参加者が自分の権利を守れなかったり、インストラクションどおりの作業をしない場合があっても、参加者間の自浄機能が作用することを辛抱強く待ち、原則として介入はしない。



正解 ③

グループアプローチは以前からよく出ますよね。

①個人的感情交流の能力(自己開示)と、役割関係の展開能力(自己主張)の2つを兼備していることが望ましい。

②スキルや能力向上ではなく、エクササイズを介して自己開示すること。

③正しい。

④構成的グループエンカウンターはリーダーが介入を行う、メンバーが自分の権利を守れない場合、ルールが守れない場合等には介入する。



【問い4】介護と仕事の両立に関して、福祉や介護に関わる施設に関して、不適切なものはどれ?

①社会福祉協議会は、地域の人々が住み慣れたまちで安心して生活することができる「福祉のまちづくり」の実現を目指した活動を行っている。

②介護老人保健施設は、要介護高齢者にリハビリ等を提供し、在宅復帰を目指す施設である。

③地域包括支援センターは、市町村が設置し、地域の高齢者の総合相談、権利擁護や地域の支援体制づくり、介護予防の援助等を行っている。

④認知症高齢者グループホームは、65歳以上で身体上又は精神上の著しい障害があるために、常時の介護を必要とする者のための人所施設である



正解 ④

介護の両立は旬なので、一問くらいは出そうですが…念のため。

介護老人保健施設を利用できるのは、要介護認定を受けた人のうち、病状が安定していて入院治療の必要がない要介護度1~5の人で、リハビリテーションを必要とする人である。

地域包括支援センターは、介護保険法で定められた地域住民の保健・福祉・医療の向上、虐待防止、介護予防マネジメントなどを総合的に行う機関。各区市町村に設置される。

認知症高齢者グループホームは、軽度の認知症高齢者が対象。



【問い5】職業能力開発促進法に関して、正しいものはどれ?

①労働者は、職業生活設計を行い、その職業生活設計に即して自発的な職業能力の開発及び向上に努めるものとする。

②「職業生活設計」とは、企業が労働者に対して、職業能力の開発及び向上のための取組その他の事項について計画することをいう。

③事業主は、その雇用する労働者に対し、必要な職業訓練を行うとともに、職業能力検定を受けさせる機会を確保しなければならない。

④「キャリアコンサルティング」とは、労働者の生活全般及び職業能力の開発・向上に関する相談に応じ、助言及び指導を行うことをいう。



正解 ①

基本と見せつつ、ひっかけ問題。

②「企業が」ではない。「職業生活設計」とは「労働者が」自らその長期にわたる職業生活における職業に関する目的を定めるとともに、その目的の実現を図るため、その適性、職業経験その他の実情に応じ、職業の選択、職業能力の開発及び向上のための取組その他の事項について自ら計画することをいう。(職業能力開発促進法第二条の4)

③「必要な援助を行う」としている。(職業能力開発促進法第4条)

④「生活全般」ではなく職業の選択、職業生活設計である。



問いを書いているときりがないですが…そろそろまた来そうなところをあげてみました。

キャリアコンサルティングはますます幅広くなっていきますし、人生の経験がそのまま肥やしとなってクライエントに届くものだと思います。

皆様の試験合格を心より祈念しております。

万全の体調で臨みましょう!


お花とともに

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佐野キャリアコンサルティング事務所

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